冷蔵冷凍車の選び方

冷蔵冷凍車のハイエースとキャラバン、どっちを選ぶ?選び方のポイントを紹介

小型冷蔵冷凍車の種類

冷蔵冷凍車の中でも、ハイエースやキャラバンは小型の冷蔵冷凍車に分類されます。

さらに、小型冷蔵冷凍車の中でも、輸送する製品の種類や保存温度によって、低温冷凍車、中温冷凍車、クーリングバンといった3つの種類に分かれています。

低温冷凍車(-30℃~)

小型冷蔵冷凍車の中でも、低温冷凍車はアイスクリームや冷凍食品などの輸送に欠かせない存在です。

バンやトラックなどの貨物車をベースに強力な冷凍機を搭載することで、-20℃、冷凍機の種類によっては-30℃という低温環境を維持できることから、食品の鮮度を最大限に保ち、品質劣化を防ぎます。

その高い保冷能力から、飲食店や食品メーカー、スーパーマーケットなど、専門性の高い業務用として利用されています。

一方で、強力な冷凍機を搭載するため、他の冷蔵冷凍車よりも車両価格が高くなる傾向にあります。

中温冷凍車(-5℃~)

中温冷凍車は、-5度前後まで冷却が可能な冷凍車で、主に肉や魚などの生鮮食品の輸送に利用されている、一般的な冷蔵冷凍車です。

低温冷凍車と比較すると、冷凍機の負荷が低いため、車両価格やランニングコストを抑えることができるほか、食品の種類や輸送距離に合わせて温度設定を細かく調整できる機種もあり、幅広い用途に対応可能な冷蔵冷凍車です。

ハイエースやキャラバンの中温冷凍車は、スーパーマーケットや卸売市場など、生鮮食品を取り扱う事業者を中心に利用されています。

クーリングバン(+3℃~)

クーリングバンは、主に生鮮野菜や果物などの輸送に利用される車両です。

+3℃という温度帯は、食品の鮮度を保ちつつ、冷やしすぎによる品質低下を防ぐことができます。

冷蔵機を搭載しており、庫内の温度を一定に保つことで、長距離輸送でも食品の鮮度を維持することができます。

ハイエースやキャラバンをベースとしたクーリングバンは、その機動性と積載量から、農家や市場など、産地から消費地への輸送に多く利用されています。

ハイエースの冷蔵冷凍車の特徴

ハイエースの冷蔵冷凍車は、そのコンパクトなボディサイズが特徴です。

一般的なトラックと比較して小回りが利き、都市部での配送や狭い路地での作業に適しています。

また、駐車場の確保も比較的容易であり、配送拠点のスペースが限られている場合でも導入しやすい点がメリットです。

ボディサイズ

ハイエースの冷蔵冷凍車のボディサイズは、モデルや年式によって異なりますが、ベースモデルのハイエースバンと同じサイズです。

現行モデルのハイエースバンのボディサイズは、全長が4,695㎜、全幅が1,695㎜、全高が1,980~1,985mと小型貨物車のサイズに収まっています。

ただし、冷蔵冷凍車は特殊用途自動車に分類されるため、ナンバープレートは8ナンバーとなります。

庫内サイズと床面の高さ

ハイエースの冷蔵冷凍庫の庫内サイズは、床面の高さや温度帯によって違いがあります。

現行モデルのハイエースの冷蔵冷凍車の荷室内寸法

項目 \ 車種 低温冷凍車 中温冷凍車 クーリングバン
標準フロア ジャストロー 標準フロア ジャストロー 標準フロア ジャストロー
荷室内寸法 長さ 2,450m 2,450m 2,770m 2,775m 2,770m 2,775m
幅 1,190m 1,180m 1,415m 1,400m 1,415m 1,400m
高さ 1,045m 880m 1,220m 1,055m 1,220m 1,055m
床面地上高 745m 910m 695m 860m 860m 695m

エンジンの特徴

ハイエースの冷蔵冷凍車に搭載されるエンジンは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2種類があります。

ガソリンエンジンは静かで振動が少ないため、住宅街での配送など、静粛性が求められる場面で有利です。

一方、ディーゼルエンジンはトルクが強く、長距離走行に適しています。

また、耐久性が高く壊れにくいのもハイエースのディーゼルエンジンの大きな特徴です。

故障が少なく信頼性が高いことから、冷蔵冷凍車の中でも人気の高いモデルとなっています。

搭載されている主な冷凍機

ハイエースの冷蔵冷凍車に搭載される冷凍機は、メーカーやモデルによって異なりますが、一般的には直結式冷凍機が主流です。

直結式冷凍機はエンジンと冷凍機が直接連結されているため、構造がシンプルで故障しにくい冷凍機です。

また、ハイエースに搭載される冷凍機メーカーはデンソー製のものが多く、サポート体制が充実していることから、メンテナンスや部品交換が容易なことも特徴の一つとなっています。

キャラバンの冷蔵冷凍車の特徴

キャラバンの冷蔵冷凍車は、ハイエースと並んで人気の高い小型冷蔵冷凍車です。ハイエースと同様に一般的なトラックと比較して小回りが利き、都市部での配送や狭い路地での作業に適しています。

ボディサイズ

キャラバンの冷蔵冷凍車のボディサイズは、モデルや年式によって異なりますが、ハイエースとほぼ同じサイズの小型貨物車のサイズに収まっています。

ただし、冷蔵冷凍車は特殊用途自動車に分類されるため、ナンバープレートは8ナンバーとなります。

現行モデルのキャラバンのボディサイズは、全長が4,695㎜、全幅が1,695㎜、全高が1,990mとハイエースと比較して全長、全幅は同じですが、全高が若干高くなっています。

室内サイズと床面の高さ

キャラバンの冷蔵冷凍庫の庫内サイズは、現行モデルで見ると殆ど差はないものの、温度帯や架装メーカーによって若干の違いがあります。

現行モデルのキャラバンの冷蔵冷凍車の荷室内寸法

項目 \ 車種 中温冷凍車
(日本エレクトロニクス性)
中温冷凍車
(東光冷熱エンジニアリング製)
クーリングバン
荷室内寸法 長さ 2,770m 2,700m 2,770m
幅 1,420m 1,470m 1,420m
高さ 1,045m 1,220m 1,220m
床面地上高 670m 670m 670m

エンジンの特徴

キャラバンの冷蔵冷凍車に搭載されるエンジンは、ハイエースと同様にガソリンエンジンとディーゼルエンジンが用意されています。

ガソリンエンジンは、静かで振動が少ないため、住宅街での配送など、静粛性が求められる場面で有利です。

ディーゼルエンジンはトルクが強く、長距離走行に適しています。

搭載されている主な冷凍機

キャラバンの冷蔵冷凍車に搭載されている冷凍機メーカーは、架装メーカーによって主に2種類に分かれます。

日本トレクス製の冷蔵冷凍車にはサーモキング製、東光冷熱エンジニアリング製の冷蔵冷凍車にはコールドスター製の冷凍機がそれぞれ搭載されています。

中古の小型冷蔵冷凍車の選び方のポイント

中古の小型冷蔵冷凍車のハイエースとキャラバンそれぞれの車両に特徴があり、どちらを選ぶかは悩ましいところです。

そこで、少しでも参考になるように、ハイエースとキャラバンの中古冷蔵冷凍車を選ぶ際のポイントと注意点を紹介します。

ハイエースの中古冷蔵冷凍車を選ぶポイント

ハイエースの中古冷蔵冷凍車は、商用車として長年親しまれてきた実績があり、その耐久性と信頼性の高さは折り紙付きです。

特にディーゼルエンジンは、トルクが強く、長距離走行に適しているため、業務用として長く使うことを想定している方にはおすすめです。

また、メンテナンス性が高い直結式冷凍機搭載が一般的で、構造がシンプルなのでメンテナンスが容易であること、サポート体制が充実しているデンソー製の冷凍機を多く採用していることも大きなポイントと言えます。

さらには、ブランド力とリセールバリューの高さもハイエースの冷蔵冷凍車の大きな特徴です。

トヨタブランドの信頼性から、中古車としての価値も高く、将来的な売却もスムーズに行える可能性が高いです。

ただ、ハイエースの中古冷蔵冷凍車は人気車種のため、中古車相場はやや高めであることには注意が必要です。

現在、グローバルクレスト川越でも、ハイエース・レジアスエースの中古冷蔵冷凍車を多数取り扱っております。実際の在庫状況はハイエース・レジアスエースの冷蔵冷凍車 在庫一覧からご確認いただけます。

キャラバンの中古冷蔵冷凍車を選ぶポイント

キャラバンの中古冷蔵冷凍車は、搭載している冷凍機の違いが選ぶポイントの1つになります。

キャラバンの冷蔵冷凍車は、サーモキング製やコールドスター製の冷凍機を搭載しているものが一般的で、これらのメーカーは高性能な冷凍機として定評があります。

また、予算重視ならキャラバンがおすすめでしょう。

ハイエースと比較して、中古車価格の相場が低い傾向にあることから、キャラバンの中古冷蔵冷凍車の方が予算を抑えることができます。

さらに、5ドアの設定があることもキャラバンの冷蔵冷凍車の大きな特徴です。

ハイエースバンの冷蔵冷凍車は5ドアの設定がないため、両側から荷物の積み下ろしを行う場合は、キャラバンの冷蔵冷凍車を選ぶ必要があります。

一方、キャラバンの中古冷蔵冷凍車の注意点としては、標準設定が中温冷凍車までしかないことです。

キャラバンで低温冷凍車に改造する場合、特注となるため、中古車の場合はほとんど流通していないほか、費用が高額になる可能性があります。

キャラバンの中古冷蔵冷凍車の在庫も随時入荷しております。詳しくはキャラバンの冷蔵冷凍車 在庫一覧をご覧ください。

まとめ

中古の小型冷蔵冷凍車を選ぶ際は、車両の状態はもちろん、将来的なことを考えて選ぶことが大切です。

ハイエースとキャラバン、それぞれの車両に特徴があり、用途や予算によって最適な選択肢は異なります。ご自身の用途に合わせて、慎重に車両を選びましょう。

グローバルクレスト川越では冷凍冷蔵車の中古車を専門でお取り使いしています。

お客様のご予算やご希望に合わせたお車をお探し致しますので、冷凍冷蔵車の中古車をご検討の方はお気軽にご相談ください。

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