冷蔵冷凍車の選び方
2026.01.19
【2026最新】中古冷蔵冷凍車の選び方|プロが教える失敗しないコツ

2026年の小型配送業界と中古車市場のリアルな現状
「新しい車がなかなか届かない」「仕事はどんどん増えているのに、運ぶ車が足りない」。今、配送の現場からはそんな切実な声が聞こえてきます。特に街中を走り回る2t以下の小型冷蔵冷凍車は、私たちの暮らしを支える「食」の流通に欠かせない、とても大切な存在です。
しかし、中古の冷凍車選びは、普通の中古車やトラック選びとは比べものにならないほど奥が深く、そして難しいものです。「安かったから決めたけれど、夏場になったら冷えが物足りない」「荷物が入りきらなくて仕事にならない」といった失敗を避けるためには、やはりプロの視点が欠かせません。
これからお伝えするのは、私たちが日々、多くの冷凍車を見て、触れて、点検してきた中で培った「失敗しないためのコツ」です。2026年の今だからこそ気をつけるべきポイントを、専門用語をなるべく使わず、分かりやすく丁寧にお話ししていきます。
ラストワンマイル需要で変わる小型冷凍車の「即納」ニーズ
ネット通販で生鮮食品やお弁当を頼むのが当たり前になり、自宅の玄関先まで鮮度を保って届ける「ラストワンマイル」の仕事は、ここ数年で爆発的に増えました。この影響で、1t〜2tクラスの小型冷凍車の需要はかつてないほど高まっています。
新車を注文しても、手元に届くまでに長い期間待つことが珍しくない今、配送業者さんにとって「明日からすぐに使える中古車」は、非常に価値の高い存在です。そのため、程度の良い中古車は、市場に出た瞬間に次々と売れてしまうような状況が続いています。
2024年問題の定着後、ドライバーに選ばれる車両スペックとは
物流業界の「2024年問題」が定着した今、運送会社さんが直面している大きな課題は、ドライバーさんの確保です。「この会社で働きたい」と思ってもらうためには、ドライバーさんが気持ちよく働ける環境を整える必要があります。
そこで注目されているのが、車両のスペックです。「オートマ(AT)車なら運転できる」という若い人や女性のドライバーさんが増えており、最近ではマニュアル車よりもAT車のニーズが非常に高まっています。また、バックカメラの有無や操作性の良さが、求人への応募数にも影響する大切な要素になっているのです。
トラックとバンで大違い!冷却性能の差を見極める
「冷えれば何でも同じ」と思われがちな冷蔵冷凍車ですが、実は「トラック」と「バン」では、冷やし方の得意分野が全く異なります。さらに、車種によって「断熱材」で冷えを守るのか、「機械の力」で冷やすのかというアプローチも変わってきます。
トラックタイプ(2t車等):用途で選ぶ「断熱材の厚み」の違い
いすゞのエルフなどに代表されるトラックタイプは、後ろに「専用の冷凍箱」を載せています。この箱は、言わば「大きな魔法瓶」のような構造をしており、仕様によって断熱材の厚みが大きく異なります。
- 低温仕様(マイナス25度対応):壁の中に厚さ75mm〜100mmといった分厚い断熱材が詰まっており、外の熱を強力にシャットアウトします。冷凍食品やアイスクリームなどを安定して運びたい現場に最適です。
- 中温仕様(マイナス5度対応):断熱材は40mm〜50mm程度と薄めに設計されており、その分、荷室を広く使えるメリットがあります。精肉や青果などのチルド配送に向いています。
バンタイプ(ハイエース等):機動力と「冷凍機のパワー」が鍵
ハイエースなどのバンタイプは、車体の内側に断熱材を貼ることで冷蔵・冷凍機能を持たせています。バンの特徴は、荷室スペースを確保するために断熱材の厚みが一定(共通)であることです。
では、中温と低温で何が違うのか。それは「冷凍機自体の冷却能力」です。
- 低温仕様:よりパワフルな冷凍機やコンプレッサーを搭載し、力強く庫内を冷やします。
- 中温仕様:チルド帯の維持に最適な、効率の良い冷凍機を搭載しています。
バンは小回りがきくため、狭い道でのルート配送に非常に重宝されます。トラックほどの断熱の厚みはありませんが、機械の力と現場での予冷などの工夫で、確かな配送品質を支えています。
断熱性能と冷却効率が燃費に与える影響
断熱性能が高い、あるいは冷凍機の効率が良いということは、設定温度を維持するためにエンジンにかかる負担が減るということです。これは結果としてガソリン代の節約にもつながります。中古車を選ぶときは、目先の価格だけでなく、こうした「効率の良さ」も視野に入れるのが賢い選択です。
プロが教える「失敗しない」小型冷蔵冷凍車のチェック箇所
動作音と冷却スピードで「機械の健康状態」を見抜く
小型の冷凍車には、冷凍機の稼働時間を示す専用メーターは通常付いていません。そのため、プロは実際に冷凍機を動かしたときの「冷えるスピード」と「動作音」で状態を判断します。スイッチを入れてからスムーズに温度が下がるか、異音がないかを確認することが、失敗しないための大切なポイントになります。
庫内の「内寸」計測は必須!断熱材によるスペース減少
冷凍車は壁の中に断熱材が入っている分、中のスペース(内寸)は、普通のバンやトラックよりも一回り狭くなります。特にトラックの低温仕様は壁が分厚いため注意が必要です。実際に使うカゴやパレットがしっかり収まるか、事前にメジャーで確認することをお勧めします。
日頃の管理が表れる「水抜き穴」と「床の状態」
庫内の隅にある「水抜き穴」が綺麗に保たれている車は、前のオーナーさんが衛生面に気を配って使っていた証拠です。食品を扱う車として、基本的な管理が行き届いているかを知るための、大切な判断材料になります。
2t〜1tクラス:2026年版・積載量別の特徴と注意点
2t積載トラック:安定したパワーを誇る配送の主役
いすゞのエルフなどは、冷凍機を動かすエンジンのパワー(PTO)が非常に安定しており、プロの現場で長く信頼されています。マイナス25度帯の冷凍食品を確実に運びたい仕事に、最も適したクラスと言えます。
1.5t〜1.25tトラック:免許制度の「車両総重量」に要注意
このクラスで絶対に気をつけてほしいのが「普通免許で乗れるかどうか」です。1.5t積みのトラックでも、重い冷凍機を載せていると、車両総重量が3.5tを超えてしまうケースが多く、2017年以降に免許を取った方は運転できない(準中型免許が必要)場合があります。必ず車検証の数字を確認しましょう。
1t積載バンタイプ:ドライバーに優しい操作性と機動力
ハイエースなどのバンタイプは、運転のしやすさが一番の魅力です。トラックよりも揺れが少なく、長時間の配送でも疲れにくいため、幅広いドライバーさんに喜ばれます。チルド配送を中心とした店舗回りなどで大活躍します。
結論:後悔しない中古小型冷凍車選びのために
私たちグローバルクレスト川越は、冷蔵冷凍車のプロとして、納車前の品質管理に一切の妥協をしません。
専門の提携工場による「冷凍機」の徹底点検
一般的な車の整備だけでなく、冷凍機という専門的な機械をしっかりと診ることができる提携工場と連携しています。中古車であっても、安心してお仕事をスタートできる最高の状態に仕上げています。
即戦力として信頼できる「実用冷却テスト」
納車前には必ず、実際に冷凍機を動かして目標温度まで下がるかを確認する「冷却テスト」を行っています。このテストをパスした車だけが、お客様の現場へお届けされます。
食品を運ぶための「徹底した庫内清掃」
食品を運ぶ車だからこそ、清潔さには徹底的にこだわっています。床の溝からパッキンの裏側まで、新しいオーナーさんが気持ちよく、そして安心して使えるようピカピカに磨き上げています。
あなたの仕事にぴったりの一台を、一緒に見つけていきましょう。











