冷蔵冷凍車の選び方
2025.02.27
トヨエースとハイエースの中古冷凍車を徹底比較

冷凍車選びの基礎知識
冷凍車は、温度管理が必要な食品や医薬品などを運搬するために欠かせない車両です。
一方で、冷凍車と一口に言ってもさまざまな種類や機能があることから、用途に合わせて適切な車両を選ぶ必要があります。
ここでは、冷凍車選びの基礎知識として、冷凍車の種類や選び方、中古車を選ぶメリットについて解説します。
冷凍車の種類と選び方
冷凍車を選ぶ際には、冷凍方式、温度帯、ボディタイプの3つのポイントを押さえておくことが重要です。
冷凍方式(機械式、蓄冷式など)
冷凍方式は、大きく分けて機械式と蓄冷式の2種類があります。
機械式は、エンジンを動力としてコンプレッサーを動かし、冷媒を循環させることで冷却する方式です。
冷却能力が高く、長時間の配達や長距離輸送に適していますが、エンジンを停止すると冷却が止まる点には注意が必要です。
一方、蓄冷式は、冷凍機で冷却した蓄冷材を使い、その冷気で庫内を冷やす方式です。
冷却能力は機械式に劣りますが、エンジンを停止しても一定時間冷却を維持できるというメリットがあります。
クーリングユニット(温度帯)
冷凍車を選ぶ上で重要な要素の一つが、クーリングユニット、すなわち温度帯です。
運搬する荷物に最適な温度帯を選ぶことで、品質を維持し、安全に輸送することができます。
主なクーリングユニットには、低温冷凍車、中温冷凍車、クーリングバンの3種類があります。
低温冷凍車は、-20℃以下の温度帯に対応し、冷凍食品やアイスクリームなど、厳格な温度管理が求められる荷物の輸送に適しています。
強力な冷凍機を搭載し、庫内を低温に保つことができます。
中温冷凍車は、0℃~5℃の温度帯に対応し、生鮮食品や医薬品など、冷蔵・チルド帯での輸送に適しています。
庫内温度を細かく設定できるため、様々な荷物の温度管理に対応できます。
クーリングバンは、比較的温度変化の影響を受けにくい荷物の輸送に適しています。
保冷機能が高く庫内の温度変化を緩やかにすることができるため。主に、食品の配送やイベントでの利用などに活用されます。
ボディタイプ(バン、トラックなど)
冷凍車のボディタイプは、バン、トラック、軽トラックなどがあります。
バンの冷凍車は、小型で小回りが利くことから、市街地での配送に適しています。
トラックの冷凍車は、大型で積載量が多く、長距離輸送に適しています。
軽トラックの冷凍車は、小型で燃費が良く、近距離の配送に適しています。
中古の冷凍車を選ぶメリット
冷凍車の中古車は、初期費用を抑えられる、納車までの期間が短い、豊富な選択肢から選べるなど、多くのメリットがあります。
初期費用を抑えられる
中古の冷凍車は、新車に比べて価格が安いため、初期費用を大幅に抑えることができます。
特に、冷凍車の導入を検討している個人事業主や中小企業にとっては、大きなメリットとなります。
納車までの期間が短い
中古の冷凍車を購入する場合、在庫があれば納車までの期間が短く済みます。
新車の場合、注文から納車まで年単位で納期がかかることもありますが、中古車の冷凍車がみつかれば、比較的早く業務に活用することができます。
豊富な選択肢から選べる
中古の冷凍車は、年式、走行距離、価格帯など、さまざまな条件の車両から選ぶことができます。
自分の予算や用途に合わせて、最適な車両を見つけることができます。
トヨエース/ダイナの冷凍車の特徴

トヨエースは、トヨタが製造・販売する小型トラックですが、現在はダイナと統合し、中古車のみが流通しています。
ここでは、トヨエース/ダイナの冷凍車の詳細と、おすすめのポイントについて解説します。
トヨエース/ダイナの冷凍車のスペック
エンジン性能
最近のモデルのトヨエース/ダイナの冷凍車には、排気量3000ccの直列4気筒のインタークーラー付ターボの高性能ディーゼルエンジンが搭載されています。
排出ガス性能と高い燃費性能を両立し、長距離輸送時の環境負荷と燃料コストを低減します。
荷室サイズと積載量
標準的なトヨエース/ダイナの冷凍車は、2tトラックの車体をベースに架装がされています。
荷室の高さがある普通貨物自動車の1ナンバークラスと、荷室を含めた全高を2mに抑えた小型化貨物自動車の4ナンバーサイズがラインアップされています。
1ナンバークラスは荷室内の高さがおよそ1.7mあるため、比較的たくさんの荷物を搭載することが可能です。
一方で、4ナンバークラスは、高速料金や自賠責保険料などランニングコストが抑えられるほか、横風を受ける影響が抑えられる、高さ制限のある場所でも走行ができるなど、運転がしやすいというメリットがあります。
トヨエース/ダイナの冷凍車のおすすめポイント
トヨエース/ダイナの冷凍車は、小型サイズながらも堅牢な車体であることから、長距離輸送や重量物輸送に適した冷凍車と言えます。
トヨエース/ダイナの冷凍車は、高い積載能力と強固なフレーム構造により、重量物の輸送に適しています。
クラス最高レベルの最大積載量で、重量物の効率的な運搬が可能です。
加えて、パワフルなディーゼルターボエンジンを搭載していることで、長距離走行時でも余裕をもった運転が可能なことから、ドライバーの負担も軽減されます。
ハイエース冷凍車の特徴と魅力

ハイエースは、トヨタが製造・販売するバン型の商用車です。その高い汎用性と快適性から、ハイエースの冷凍車も非常に人気があります。
ここでは、ハイエース冷凍車の詳細と、おすすめのポイントについて解説します。
ハイエース冷凍車のスペック
ハイエース冷凍車は、効率的なエンジン性能、用途にあわせた荷室サイズ、優れた燃費性能を兼ね備えています。
エンジン性能
ハイエースの冷凍車に搭載されるエンジンは、ガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2種類があります。
ガソリンエンジンは静かで振動が少ないため、住宅街での配送など、静粛性が求められる場面で有利です。
一方、ディーゼルエンジンはトルクが強く、長距離走行に適しています。
特に、耐久性が高く壊れにくいのもハイエースのディーゼルエンジンの大きな特徴です。
現行モデルに搭載されている3000cc直噴ディーゼルターボエンジンは、故障が少なく信頼性が高いことから、様々なトヨタ車のモデルに採用されていて、このエンジンが搭載されているトヨタ車は特に海外でも人気が高くなっています。
荷室サイズ
現行モデルのハイエースの冷凍車荷室サイズは、ジャストロー標準フロアとの2種類がラインアップされています。
ジャストローは、床面がフラットになっているため、段ボールなどの箱型の荷物を効率的に積載できるほか、荷物の出し入れがしやすい設計になっています。
一方、標準サイズの荷室は、ジャストローと比較して高さに余裕がある仕様になっているため、できるだけ多くの荷物を積載したい場合に適したモデルになっています。
ハイエース冷凍車のおすすめポイント
ハイエースの冷凍車は、比較的短距離での輸送や、市街地の配送など狭い場所で使用する場合に適した冷凍車といえます。
ハイエースの冷凍車は、優れた走行性能と旋回性能を備えていることから、頻繁な乗り降りや狭い道での走行もスムーズで、効率的な配送業務が可能です。
また、ハイエースは運転手にとっても快適な運転空間を提供します。
ゆとりあるキャビンと視界の広さで車両間隔を把握しやすいことから、長距離でも疲れにくく、比較的少ない負担で運転が可能です。
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また、内装もスタッフが時間をかけて隅々まで丁寧にクリーニングしています。
まとめ
この記事では、冷凍車の種類や選び方、トヨエース/ダイナとハイエースの比較、そして中古冷凍車を選ぶメリットについて解説しました。
冷凍車は、用途や予算に合わせて最適な一台を選ぶことが重要です。
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